坐骨神経痛
【坐骨神経痛とは?】
えっ!!と思うかもしれませんが、坐骨神経痛は病名ではなく症状の名称です。
つまり、何らかの原因によりお尻、裏ももふくらはぎ、足裏といった坐骨神経に沿ったシビレや痛みが起こる症状を坐骨神経痛と言います。
その為徐々にシビレや痛みの強くなってきたものもあれば急にシビレや痛みが襲ってくるものもあります。
軽度の症状に関してはそのうち治るだろうとそのままにしてしまいがちにしてしまう事も多いと思います。
その症状を放置しておくと段々と症状が悪化して治るまでに時間がかかってしまいます。
では、どの程度の症状になったら病院や整体、鍼灸に行ったらよいのでしょうか?考えてしまいます。
そこで、ひとつの判断材料として次の項目をチェックして見て下さい。
1.お尻から足にかけての痛みが段々と強くなっている
2.長期間腰痛に悩まされていて最近お尻から足にかけてシビレが強くなってきている
3.仕事が終わるころにはふくらはぎがジンジンして動けなくなる。
4.長期間腰痛と便秘に悩まされていている。
5.長時間椅子に腰掛けているとお尻から足にかけてのしびれが起こる。
この5つの項目はごく一部ですが、
「そのうち治るだろう」というのが一番症状を悪化させる原因になります。
西洋医学的には梨状筋症候群、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎分離症などがありますが、シビレや痛みの起きている所を治療してもなかなか改善しない、もしくは原因がはっきりしない原因不明の坐骨神経痛には整体や鍼灸の出番です!!
何故かというと、整体や鍼灸は体全体をチェックして根本原因を探し出す事を得意としているからです。
【坐骨神経痛の治療をしていくうえでこれだけは理解してほしい事】
神経のシビレより痛みが先に改善されます。
神経は血液の栄養が十分にされていないと正しく伝達を行う事が出来ません。
様々な原因で神経を栄養する血管が圧迫されてしまうと筋肉に影響した場合は痛みに、神経に影響した場合はシビレになります。
正座をした時に起こるシビレも長時間シビレが続くと立ち上がれなくなったり足の裏の感覚が無くなりますよね?それと同じような現象が起きているのです。
正座の場合立ち上がれば血液の流れが改善し症状は無くなりますが、坐骨神経痛の場合は長期的に圧迫されているのでそう簡単には行きません。
まずは滞っている血液の流れを改善して神経に栄養をれる環境を整える事、それが大切になって来ます。
血流の改善して組織に栄養を送る、それが得意なのは鍼灸や整体だと思っています。
もし痛い所だけを治療して苦しい日々を過ごしている方がいらっしゃいましたら是非一度ご相談頂けたらと思います。