マッチ鍼灸整骨院

眼精疲労・美容鍼・シビレ・痛み・コリの相談室
四十肩・五十肩
【四十肩・五十肩って何??】
中年以降に起こる思い当たるケガが無いにも関わらず動きの制限を担う肩の痛みが起きる症状です。
四十肩・五十肩は病気の名前ではありません。正式には肩関節周囲炎、さらに症状の酷くなったものを凍結方と言います。
【原因は何か??】
●成人以降に運動の習慣が無い為に筋肉が硬くなり肩の関節でおこる摩擦が強くなった事で起きた炎症
●骨や靭帯、筋肉が老化(変性)して肩関節の周りに炎症が起こる
●スポーツや仕事で肩関節の使いずぎによる炎症
痛みが急に襲ってきたような感じがしますが、場合長年かけて少しずつ症状が悪化している事が多くはっきりとした原因が分からない事がほとんどです。
【症状の現れ方】
急性期・慢性期・回復期の3段階に分類されます。
急性期
炎症を起こした肩周辺の組織が痛み出します。痛みが広範囲に起こりどこの筋肉や靭帯に炎症が起きているのかを特定する事が難しい状態です。
安静にしていても痛みがあり、夜の方が痛みが強く寝ていても目が覚めてしまう事もあるほどです。
この様な症状になってしまうと症状が改善するまでに時間がかかってしまいます。
おかしいと思ったら早めに受診してください。
慢性期
辛く寝れない日々も終わると慢性期になります。安静時痛も無くなり夜の強い痛みも無くなります。
良かった!!思う方もいらっしゃるかもしれませんが、確かに動かさなければ痛くはないのですが肩関節は筋肉と靭帯に頼っている関節の為、急性期で動かさなかったり、固定していた肩関節の周りの筋肉が硬くなり動かした時に痛みがおこる事になります。
イメージとしては、足の開脚が中々柔らかくならないのと同じように一度硬くなってしまった肩の関節も簡単には柔らかくはなりません。
特に帯を締める動作が最後まで痛い事が多いです。
回復期
日常生活に支障が出ないまでに動きが戻り、痛みも少なくなってきた状態です。
【肩に違和感を感じたら】
症状にもよりますが、夜間痛が出るくらいの四十肩・五十肩になってしまうと痛みが無くなるまでに数カ月
動きが戻るまでに年単位の時間がかかる事もあります。
ですので、肩に違和感を感じ背中が張って来ましたら早めに治療を受けた方が良いと思います。